秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
歌手デビュー?
「明けましておめでとうございます」




X'masが終わりってから一週間も光城に会えていない。



冬休みは私にとって稼ぎ時なので、生のTV出演をしていた。




「美優ちゃん!」


「…ルキ君…おはようございます」


「なんか痩せた?」


「最近忙しいんで…今日は一緒ですか?」


「そっかぁ!体に気をつけてね。一緒みたい!よろしく」


「…よろしくお願いします…」



差し出された手を無視する訳にもいかず、軽く握手をした。



「そういえば、前バッグの中に何か入って無かった?」



でっ…電話番号の事だ!



「えっ?特には…」


嘘付いちゃった…。


「そう、じゃあ後で」


ルキ君は楽屋に入って行った。














「お疲れ様!」


番組が終わって楽屋に戻り携帯を見ると光城から着信が入っていたので急いでかけ直す。




「もしもし?どうした?」

「今、TV見てたよ」


声聞くのも久しぶり!
低くて心地良い声。


「恥ずかしいなぁ…」


「坂下ルキと一緒だっただろ?何か言われなかったか?」


光城の心配性…。



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