でも、一度見た履歴書の内容をこんな風に記憶出来るって、あり得ない。


まさか



「平岡さん…私の履歴書コピーして持ってます?じゃなかったら住所も誕生日も覚えてるの可笑しくないですか」


「ぶっ、!ま、まさか!そんなストーカーみたいなこと流石にできないって、はは」



私の考えに平岡さんは吹き出すように笑うと

「好きなコの情報なら何でも覚えちゃうでしょ。まあ、流石に住所は覚えらんないから迎えに行った時メモ片手に行ってたけどネ」

と付け足した。



この言葉に私はどうリアクションを取ればいいのか分からず、ただ、黙り込む



だって


平岡さんはサラリと言ったけれど〝好きなコ〟って……



また、からかわれている。


分かっているけれど、どうも気にしてしまう。サラッと流すことが出来ない。

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