至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
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今日の本部は、いつもと変わらずのんびりした空気が流れていた。
暴走族と言っても、常に暴走や抗争のことばかり考えてるわけでもなく。
普段は、普通の高校生と全く変わらない。
烈さんや大翔の話に耳を傾けていると、かなりの割合で下ネタが出てきていて。
仮にも女子がいるんだから、ちょっとは遠慮してほしいとも思う……。
ただ、凌牙とテルさんは別。
奥の個室にこもっているところを見ると、灰雅とは関係のない、柳迅会の話をしているんだろうと察する。
今日は大翔にゲームをやろうと誘われたけど。
若菜がテルさんとデートするという週末が刻々と迫る中、到底そんな気分にはなれなくて。
大翔と旬と麗美さんがゲームに夢中になっている中、あたしは一人、ソファに座ったままぼんやりしていた。
暴走族と言っても、常に暴走や抗争のことばかり考えてるわけでもなく。
普段は、普通の高校生と全く変わらない。
烈さんや大翔の話に耳を傾けていると、かなりの割合で下ネタが出てきていて。
仮にも女子がいるんだから、ちょっとは遠慮してほしいとも思う……。
ただ、凌牙とテルさんは別。
奥の個室にこもっているところを見ると、灰雅とは関係のない、柳迅会の話をしているんだろうと察する。
今日は大翔にゲームをやろうと誘われたけど。
若菜がテルさんとデートするという週末が刻々と迫る中、到底そんな気分にはなれなくて。
大翔と旬と麗美さんがゲームに夢中になっている中、あたしは一人、ソファに座ったままぼんやりしていた。