冷愛 ~すれ違いの愛~
「戸締りよし!!

いってきます。」


それから一人で

なにかを忘れるように買い物をした。

「あ...。

ケーキだ。」

翼くん覚えててくれてるかな。

もうすぐ結婚3年記念日って事。

「つーばーさー♪」

え...。

つ...。ば...。さ...?

「ねぇーってば♪

この後どうするぅ?」


「ホテルでも行くか。」



え...?

この声って。

私が間違えるはずがないよ。

嘘だよね。

だって。

私の目に映ってる男女は。





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