ある日の日曜日。
私の取り憑いている木田 良正君は、休日も自宅で読書をしている。


うん、良正君はインドア派なのね。
それにしても………


自分の部屋の勉強机で黙々と読書をするイケメン。
たまに眼鏡を押し上げる仕草にドキッとくるんだよねぇ~。


『まさに目の保養!!』

「読書中だ、静かにしろ」


この発言冴えなければなぁー……
この、根暗男め!!


『良正君!読書ばっかりしてないで、外に行こうよー!』


家の中ばっかりで、まいっちゃうよー!!
太陽の光、浴びたいよー!!


「行く目的が思い付かない、無意味だな。読書の方が、よっぽど役に立つ」

『いつも読んでるじゃん!目的……じゃあ、カラオケ行かない!?』


ずっと行ってないし、久しぶりに歌いたい!!
あ、でも幽霊でもマイク使えるのかな?



「はぁ?ふざけるな、行くわけ……」

『ねぇ、お願い!お願い、お願ーいっ!!』


「うるさーい!!分かった、行けばいいんだろ!?」


ーガタンッ

勢い良く椅子から立ち上がり、上着を羽織り始める。


お、やったー!!
反抗してみるものだなぁ!(笑)














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