人生殺し合いゲーム
そうして
   ばっと通ったトラックが君を……♪

 アキトと未来が作戦会議をしている時、突然大音量が流れた。

「あ! 私のだ。 ……ゴメン///」

 どうやら、彼女の着メロのようだ。

   あー割れそうだ記憶も全部投げ出してー♪

 「大丈夫。 俺もポカロだ。 」((キリ

  アキトは、自分もオタクだとどや顔をした。 

 「あはは……」
 
   未来はぎこちなく笑った。

 着メロが聞こえたという事は……今の状況あいつしかいない。

 「 ゲーム終了ーーー!!
    お前ら生き残れたんだw それじゃあ~、このゲームの事を説明してやるから、ホームに集まれ。 そんじゃ飛んでおいでー♪」

 ………飛んでいく?

アキトと未来は、嫌な予感しかしなかった……

    シューーー
 
 「うぉおわー!! 何だよこのロケットみてぇーなやつ! まさか、これに乗って行けと………。」

 「たぶん、そのまさか。」

   「わーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

 すごい勢いで二人は飛んでいった。 その時速は、200 ぐらいだったという。

  「パクパクパクパクパクパクパクパク!! パク……。」

 未来が何か伝えようとしてるが、うまく喋れてもないし聞こえもしねぇーーー!!

  死ぬだろこれーーー!!

       シューーーーードン!

  「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ……。」

  「アキトくん、大丈夫?」
 
  未来は、手慣れたような余裕だ、すこしうざかった。

  「ははは!! そこの二人ー♪ イチャイチャするのは他界してからにしてくれる?w」

  「はっ、? イチャイチャなんかしてねーし!!!//// てっおま……。」

照れるアキトの前にあらわれたのは、ゲームの支配者だった。
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