R・中学校◆怪談話


「ふぅー、疲れたー。」
わたしが、まりより先についたらしい。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。全然こない!遅い!(怒)」
そう言って学校の窓に目を向けると、
           恐ろしいものが目にとまった。

          それは・・・。

        女の子の人形だった。


気を失いかけた時、まりが来た。


「どうしたの?」
まりが言うと、わたしは、首をふって
           「なんでもない!」と答えた。

「そっかぁ、じゃあ行こう!」
まりが強引に学校に連れ込んだ。


「確か、人形があるのは、職員室だから。」
まりは職員室に向かって歩き出した。


その時だった。わたしの頭にこんなことがうかんだ。
(そういえば、さっきの人形は、職員室の窓から                     見えた!)


そんなことを考えてるウチに職員室についた。


まりは、堂々と、ドアをあけ職員室に入ろうとした
時。


まりは、立ち止まった。


その方をよく見てみると、人形が歩いていた。


そして、まりに包丁で襲いかかってきた。


わたしは、あまりもの恐怖で、動けなくなってしまった。


今度こそ、気を失ってしまい、倒れた。


でも、倒れる時に、こういったのは覚えている。


「ごめんなさい。もうしないので許してください。
 お願いです。どうか、許してください。」


その時、聞こえた。
「今回だけは、許してあげる。次に誰かが来たら
命はないから。」
わたしは、そのまま倒れた。
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