バイバイ、私の愛した人
幸せになってね
私は1人でゆっくりと歩きながら
家に帰った

「ただいま」

お母さんがひょこっと出てきてやさしく
「おかえり」と言ってくれた

お母さんの優しい声で私は泣きそうになってしまった

「ほら。一夏お風呂沸かしといたから入ってきなさい」

「うん、ありがとう。お母さん」
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