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翌朝。

目を開けると、そこには真っ白で綺麗な天井があった。

この別荘に遊びに来て、二日目。

今日は近くのショッピングモールに買い物に行って、午後からは海で遊んで皆でバーベキューして…肝試し、の予定になっている。



「…ふぁ、」



あたしは一つ大きな欠伸をすると、ベッドから起き上がってカーテンを開けた。


今の時刻、7時半。

…今日も天気は、晴れ。


結局昨日はあれから部屋を出ることもなく、あたしは恥ずかしいのと照れくさいのとで独りベッドの上でのたうち回っていた。

一回抜け出すとそこになかなか戻れなくて、「拓海くんとどんな顔をして会ったらいいんだろう…」って、そればかり。


あたしは薄い半そでのパーカーを羽織ると、少し緊張しながら一階に下りた。


…とりあえず、洗面所に行って洗顔して化粧水と…



なんて、そう思っていると…





「あ、妃由」


「!」





階段を下りたところで、キッチンに立つ芽衣に会った。


え、ってか…早!


あたしがそう思っていると、芽衣が心配そうにあたしに言う。



「おはよー、大丈夫?」

「え、何が?」

「何がって、夕べ体調悪いとか言ってずっと部屋にこもりっぱなしだったじゃん。少しは良くなった?」



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イケメン  ナルシスト  毒舌  チャラ男  真面目 

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