君のいいところ、1つしか思いつかない。
▽第4章
曇りのち晴れ
ガラッ
そんな音とともに、少し重い図書室のドアを思いっきり横に引いた。
図書室独特の匂い。
カウンターにいる久しぶりの蓮に駆け寄った。
「大丈夫!?」