好きだよ。
好きだよ。

毎日の、ように。

遊んでいた俺。

彼女がいるのにも関わらず、毎日遊んでいた。

どうせ、また許してくれる。

もう、しょうがないな……って。

バレても、別に大丈夫。

だって、アイツは優しいから。



彼女から、デートの誘いが来た。

だけど、俺は女と遊ぶ為に、断った。

「な、んで……。」

「あ……。」

偶然、遊んでいる時、アイツとバッタリ会った。

「どうしたのー。」

ハデハデな、彼女とは全く違う女。

その、女を見た瞬間、目に涙を一杯にこぼれ落ちそうになるぐらいに溜めた彼女。

「っ、馬鹿っ!」

そう、パタパタと走っていった。

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