早く、家の中へ入らないと!
でも・・・手が震えて鍵がなかなか開けれない。

私は無意識に岸本さんから直哉を隠していた。
そしてセクハラ親父・岸本さんの存在を極力無視して、鍵を開けることに専念した。

「ふーん。あんた、思ったより若いんだなぁ」
「ま、ママぁ」

近い!こいつ近すぎる!!
それに、何となく腰あたりに手が・・・。

ねっとり。

「さ・・・私に気安く触らないで!」
「おうおう、威勢のいい姉ちゃんだなあ。俺、そういうのも好きだよー。はむかう女を組み敷いて、無理矢理やるって・・・いいなあ、それ」

何この人。人をいたぶって喜ぶ趣味でもあるわけ?
最低!!

でもこの人、さっき私が叫んだとき、ビクッとして手を離した。
ってことは、意外と小心者なのかもしれない。

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