この2ヶ月、
私の隣には、
ずっと佐々 新がいた。

つらい時も
嬉しい時も
そして、母が逝った日も
私を支えてくれた。

こっちに帰って来た日に知ったのだが、
毎日、私の代わりに
母に会いに行ってくれていたらしい。

そして、
その毎日の母の様子を
ノートに書き留めてくれていた。

私の行く末を案じていたこと、
素敵な恋をしてほしいと
女の子みたいに笑ったこと、
叔母さんに養子縁組を申し出されたこと、

その日の体調や
話したことを
事細かく書いてくれていた。


私たちは、
手を繋いで、
母の魂が空に帰るのを
見送ったのだ。

この作品のキーワード
王子様  溺愛  シリアス  ラブコメ  クール  同居  同棲  高校生  胸キュン  洋菓子 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。