wolfeye

くるみ

Sideくるみ

私がソワレで働くようになって1か月あっという間にNO1ホステスになった。

他のホステスは私に意地悪をしてくるがそんなの関係ない

こんな世界じゃあ当たり前

ここのオーナーのお友達だった寛太さんと出会って彼と結ばれた

彼はホストのオーナーをしてるらしく忙しいのか時々しか会えない

お金は持ってるしあの顔の良さ、本当は蓮のほうが良かったけどあの男本当小春しか見ていないし

愛想も俺様みたいな性格も昔から嫌い

だけどあの綺麗な顔や珍しい目の色人を引き付ける力がある

でもあの男は、ブスであか抜けないあんな女が気に入っていた

でもかんたはちがう初めて会ったとき白いスーツに身を包み素敵な笑顔で私のもとに来てくれた王子様

連れて歩けばみんな振り向くお金も車も持ってる

それに私の言うことなら何でも聞いてくれる

私はあの女が嫌いだった。わたしよりも劣ってるくせにみんなに好かれてる

一番頭に来たのが蓮からあの高価なピアスをもらったこと

私が持てないようなものを持ってるあいつが大っ嫌いだった

あの日出会ったあの人たちのおかげで私の運命は変わった。

私が出かけようと孤児院を出ると高級な車が止まっていた

通り過ぎようとすると「小早川さん」と声をかけられる

車のドアが開きお金持ちそうな紳士がおりてきた

「君に大事な話があるから聞いてくれないか？」と

< 38 / 77 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop