催涙雨。

麗side



ぱぱ…瑠奈のお父さんに

呼び出された私たち。



そしてこれから聞かされる

《大事な話》に

私たちは静かに耳を傾けた。



哲「つい先程警察から連絡が来た。

あるマフィアと族を潰して欲しい。と。」



何故か嫌な予感がした。


瑠奈「族を私たちに潰せ…と。

そーゆーこと?」


哲「あ、あぁ。そうなんだが…」



暴走族…か…。

喧嘩も4年ぶりかな。


あ、そうでもないか。



2,3年ぶり…くらい?



かなり体鈍ってるけど…




なんて考えているうちに

言いづらそうにぱぱが

こっちを見ていた。



『ぱぱ、私は大丈夫だよ((ニコッ』


安心させるように笑う。




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