史上最強恋愛警報!








それから3手に分かれて、
文化祭の見回りが始まった。




見回りと言っても、私は普通に楽しんでるけど…




「真琴先輩!次、あっち!!」




私のわがままにも はいはい。とニコニコしながら着いてきてくれる真琴先輩は本当に優しいと思う。




「あ、雛子ちゃーん」




隣のクラスの男の子に声をかけられて、
はーいと言ってそっちの方へ行く。




「良かったらこれ、食べて!」




そう言って渡されたのは、ふわふわのわたあめ




「え、いいの!?ありがとう〜!」




わたあめは大好きだから、
ものすっごく嬉しいんだ。




「喜んでもらえて良かった!」




お店頑張ってね、と言って手を振って別れる。
私の右手には大きなわたあめ。

うん、すごく美味しい。









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