No.1ガール〜桜の姫〜①


私を詐欺扱いしてるこの失礼な人は仁って言って、まあ家族みたいな存在。



私の過去を知る数少ないうちの一人だ。




このBARの店主で、永遠が総長だった時の副総長でもある。


少し明るめの茶髪に黒縁眼鏡。


仁もなかなかのイケメンだ。


おまけにとてもお洒落で、この店の趣味も全て仁によるものだったり。




理「とりあえず今日もいつものお願いね。」



私がカウンターに座りながらそう言うと「はぁー、全く…。」と文句を言いながらもいつものを作ってくれる仁。




何だかんだ言いながら、仁は私に甘いのだ。



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