目なし女の消えない呪い
グループLINE
拓也は夕食を済ませ、自分の部屋に戻ると、いつものように美月にLINEを送った。




【美月、今日の練習はしんどかったよ。

でも、今週の日曜日は試合だからな】




拓也はLINEを送ったあともスマホを見つめていると、自分が送ったメッセージに既読がついた。




【拓也はうちのチームのエースストライカーだから、みんなよりも頑張らなきゃ】




拓也は美月からのメッセージを読むと、すぐにメッセージを返した。




【オレは、美月のために頑張るよ。

うちのチームの美人マネージャーのために】




【拓也はすぐにそういうこと言うのね】




【オレは口だけじゃないぞ】




【どういうこと?】




【オレは美月のために、次の試合で点を取るよ】




【拓也、期待しているね。

次の試合は、絶対に勝とうね】
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