彼女がメガネをはずしたら



そんなあたしに愛音は言った。


「速水くんは、本当のことを言っただけじゃない」


え?


親友の言葉にあたしは自分の耳を疑う。


「あたしも思ってるよ。あんたのこと、昭和女みたいって」


ええ!!


「速水くんはみんなが思うような、当たり前のことを言っただけだよ」


「そ、それはないですよ愛音さん!てか、あのときは昭和女じゃないってかばってくれたのに!」


「あのときはあのときだよ」


ひどい・・・


あたしはがっくりと肩をおとした。





















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