溺愛されすぎっ!!
女子の名前を覚えるので、精一杯だったんだもん。



やばい………。



どうしよ……。



この子……誰!?



そう思っていると、短い髪をツンツン立たせた男の子は、ニコッと笑ってあたしに聞いた。



「香月さん、具合が悪いんだよね?」



「……え、あ……。
う……。
ま……ぁ……。
少し……は……」
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