幼なじみがあたしを〇〇の標的に!?
「あたし行かない。
母さん持って行ってあげなよ」
大斗とはもうなるべく会いたくないんだ。
彼だってきっとそうだよ。
「何言ってんの。
小さい頃は一緒に遊び回ってたくせに。
喧嘩中なの?
それでも行ってあげなさい。
それが思いやりでしょ?
もう少しで切り終わるから、着替えて来なさい」
母さんの言葉に逆らえないあたしは、言われた通り部屋に戻って着替えることに。
いいよね、ちょっと渡すだけだもん。
「今から行ってくるよ」
「はい、これね。
本当は鍋にしようと思ったけど、運ぶのが大変だと思って…」