もう一度、恋はじめました
いざ!仕事!

あと2年?

昨日のことがあってから

晃喜は、朝からママに会いたいと泣いた


「涼ちゃんは、ママじゃないんだよ」


福来が、晃喜を宥めてくれるけど

泣き止まない



「福来、今日はパパが幼稚園に連れて行くよ
福来も学校まで、一緒に行くか?」

「ううん 歩いていく」

「そうか」



会社には、遅れると連絡して
幼稚園の先生に、事情を説明した



「今日は、よく注意して見てますね」

「よろしくお願いします」



深く頭を下げ、会社へ




「どうした?」

「晃喜がさ…」


田島に昨日の帰ってからのことを話した


「ぶっちゃけさ涼は、どう?」

「は?」

「恋愛対象かって聞いてんだ」

「昨日初めて会ったのに、わからねぇよ」

「因みに、涼は彼氏いない歴 30年だ」

「……マジ!?モテそうだけどな?」

「難攻不落って奴だよ」

「涼の話!?有ちゃん、もしかして!?」

田島と俺の間に北村が割り込む

「ちげぇーよ!!コイツが薦めてくるだけ」

「そう?まぁ 涼は、あと2年恋愛しないだろうけどね」

「なんだそれ……」

「そうか、まだ2年あったか……」


気になる…



「その気になったら言ってくれ!
援護してやる!!」

「晃ちゃんも懐いてたもんね!
応援するよーー!!!」





気になる…






のに、バカップルは仕事に戻った








気になる…    なんで?








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