海 に 溶 け る 。
虚像の街


うるさい街。

耳を塞ぎたくなるような笑い声があちこちで飛び交って

目を閉じたくなるような行いがそこら中に溢れている。


へらへら笑う下心が見え透いたナンパに、まんざらでもなさそうな顔して立ち止まる女たち。

怒鳴り声の響く喧嘩は見えないふりして通り過ぎる。


どうでもいいよ。
どうにでもなればいいよ。

どうせ、どうにもならないんだから。


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