あの忌まわしい事件から
ひと月後、私は目を覚ました。

私の左手には、温かな温もりがあった。
顔を横に向けると
私のベットに頭を置いて寝ている
茜だった。

やはり・・・茜だ。
寝ている間もずっと
私のそばにいてくれて
抱き締めてくれていた。

「‥‥あか‥‥ね」
うまく話せない口で
茜を呼ぶと
ガバッと、顔が上り
「愛浬亜‼」
と、言って抱きついてきた。
「‥‥ごめんね。
ずっと‥‥ついて‥‥くれたの?」
「当たり前じゃない。
私が、いなくて誰がいるのよ。」
「うふふっ‥‥ありがとう。」
と、言うと
「パパに知らせるね。」
と、言った。
私は、コクンと頷いた。

崇おじさんは、直ぐに飛んできた。
「愛浬亜‼大丈夫か?」

愛浬亜は、
最初びくっとしたが、
崇おじさんだと認識すると
警戒をとき、
「おじさん、ごめんなさい。
心配かけて。」
と、言った。

そこに、コンコンと‥‥
入ってきたのは、美佐おばちゃんで
「愛浬亜‼」
と、言って私を抱き締めた。

愛浬亜は、美佐に抱きついて
「ごめん、ごめんね。
沢山、心配かけて。
おばちゃん、ありがとう。」
と、言うと
「バカ当たり前じゃない。」
と、言った。


今日は、話もあるから美佐が
愛浬亜についた。

茜は、心配そうに帰って行った。