恋した彼は白金狼《プラチナウルフ》

同居って本気ですか？

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翌朝。

ああ、顔がにやける。

だって、キスしちゃったんだもん。

大好きな人と。

私は、ちょっと大人になった気がして嬉しかった。

ウキウキしながら登校しているとラインの着信が短く鳴って、私はスクバからスマホを取り出した。

画面をタップして更ににやける。

旬からだ。

『昨日は楽しかったな。今日は暇？暇なら一緒にDVD観ない？』

観たい。

旬と一緒にいたい。

『うん、観たい！じゃあ、後でね！』

私がそう返信すると、旬から笑顔のスタンプが帰ってきた。

ああ、幸せ。

私は、スキップしたくなるのを抑えながら学校までの道のりを急いだ。