「やっぱりアクセサリーだよ!」

「うん、そうだよね。」

「アクセサリーだと身に着けてもらえる可能性あるし、ね!」

「あ、そっか!」

キースさん達へのプレゼントは、アクセサリーってことで、すぐに話は決まった。



「でさ…今回のは、あんたが二人に迷惑かけたから…じゃなくて、ハイキングに連れて行ってもらったり、ファミレスでおごってもらったお礼ってことにしてくれない?」

「……どういうこと?」

「だから~…そういうことにしたら、私もリクにプレゼント出来るじゃん。
プレゼントは普段も出来るけど、こういうのって特別じゃない?」

「特別…?」

ファンの子が出待ちの時にプレゼントをするのとは、確かにちょっと違う気はする。
理由があるだけに、なんか大切な感じがするっていうか…



「ね?いいでしょ?」

「う、うん…いいよ。
じゃあ、私達が各二つずつ買うってこと?」

「そうじゃないよ。
私がリクに、あんたがキースさんに送るんだよ。」

「え…?」

なんか恥ずかしいな。
それって、まるで各自好きな人にあげるみたいじゃない。



「……いやなの?」

「え…そ、そういうわけじゃないんだけど…その…」

「……じゃあ……リクとキースさんにクッキーか何かちょっとしたものをあげて…
で、アクセサリーは私がリクに、あんたがキースさんにあげれば良いんじゃない?」

どういうこと?
要するに、さゆみはなにがなんでも、リクさんにアクセサリーをプレゼントしたいみたい。
ここはもう折れるしかないか。



「……わかった。じゃあ、そうしようよ。」

「うん、早速、今日見に行こうよ!」

「あ、今日は私バイト行くから…明日でも良いかな?」

「OK!じゃあ、明日ね!」

よく考えたら、お金があんまりなくて…
ちょうど今日、バイト代がもらえる日だから、それをもらってからにしようと考えたんだ。

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