冷酷から変貌した社長の甘い恋の行方の先には

待ち人、社内で

あれから、帰ると見せかけて
社内を歩き回った

時折叱責する声も聞こえていた


「君どこの部署?さっさと帰りたまえ」


「部長、その子例の・・・・」


「少し見学するか?」


「いいんですか、お言葉に甘えて」

オフィスに入った

その時、どうしても契約がとれないって報告する社員にしかりつけていた

「あの どちらの会社でしょうか?」

話を聞いた
「あの社長ってうんちくが長いのよ」て羊子は笑った

「うんちくの帝王だもの、甘いものには目がないの、お茶請けに持っていったらよいかもよ」


「ありがとう、君の名前は?」


「私は浦野 羊子といいます」


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