ぼっちな彼女と色魔な幽霊
prologue

『空がきれいですね』






西の空があまりにきれいで眩しいとき、天国みたいとわたしはときどき思うことがある。


あの日もそんな空を二人で見上げていた。


それなのに。


君は、もういない。
< 1 / 333 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop