シンデレラは恋に臆病
「真優……」

伊達さんは私の名を呼んで情熱的なキスをする。

初めて名前を呼ばれて嬉しくて涙が出た。

朝なんか来なければいい。

ずっと彼の側にいれたらどんなにいいだろう。

それからはもう無我夢中で互いを求めた。

伝わる熱、触れ合う身体。

その夜、私は自分の全てを彼に捧げた。
< 39 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop