家から走って10分。
私は、今日から通う『星城高校』についた。


たしか、新入生はそのまま体育館へと向かわなきゃいけないんだけど....


体育館ってどこにあるの?


学校から届いたパンフレットを忘れてきたせいで、体育館の場所が分からない。
誰かに聞くにも、周りには見ず知らずの人ばかり。


どうしよう……



私が正門の前で誰に聞こうか悩んでいると……後ろからトントンと肩を叩かれ、私は振り返った。


そこには、



「どうかしましたか?」



優しい笑顔を浮かべた、眼鏡男性が立っていた。

「あ、えっと〜。入学式で体育館に行かないといけないんですけど、体育館の場所が分からなくて、、」


場所が分からないと言う恥ずかしさで、私は目線を下へと逸らしながら事情を話した。



「そうでしたか。
私も体育館へと向かう途中でしたので、一緒に行きましょうか。」


そう言いながら、その眼鏡の男性は私の前を歩き始めた。

制服を着ているから、ここの生徒なんだろうけど。私と同じ新入生なのかな?

そんな事を考えながら、私は、ただその男性の後ろを早足でついて行った。

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