トイレからの溺愛警報!!〜そんな可愛い顔すんなって!〜
警報
side柚


急ぐように、
リビングに連れてかれた私。

「あれ?お母さんはー?」

「え?聞いてなかったの?」

そう言って驚きながら、
龍之介は、

「柚ママ、柚パパ迎えに成田行ったよ?」

「は?」

成田……


あー。そういや、朝出張から帰ってくる父親を迎えにいくって言ってたっけ。
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