memory〜紅い蝶と私の記憶〜
第二章
兄の仲間を紹介しましょう
「…お兄ちゃん?1つよろしいですかね?」
「うむ、何でも聞くがよい」
私のおふざけに乗ってくれるお兄ちゃん大好きだよ。
だけどね、それとはまた別の問題です。
「ここは世に言う倉庫というものですよね?」
「そうだぞ。いろんな人たちが集まり、集会をしたり、遊んだり、暴れたりする倉庫だ」
…倉庫ってそんなところだっけ。
騙されるな私。
倉庫とはそういうものじゃない。
特にこの倉庫は何かあるよ!絶対!!
だって灰色のはずである倉庫はところどころに黄色や黒色のペンキが塗られていて。
窓からは黒色の生地に三日月が描かれた旗が吊るされている。
倉庫の周りにはすごい数のバイクがあるし…。
これで普通の倉庫って言われたら驚くよ?!
「…星南にはずっと黙っていたことだから、信じろと言っても信じてもらえないだろうな」
「私に黙っていたこと?」
お兄ちゃんは一体私に何を隠していたの?
「うむ、何でも聞くがよい」
私のおふざけに乗ってくれるお兄ちゃん大好きだよ。
だけどね、それとはまた別の問題です。
「ここは世に言う倉庫というものですよね?」
「そうだぞ。いろんな人たちが集まり、集会をしたり、遊んだり、暴れたりする倉庫だ」
…倉庫ってそんなところだっけ。
騙されるな私。
倉庫とはそういうものじゃない。
特にこの倉庫は何かあるよ!絶対!!
だって灰色のはずである倉庫はところどころに黄色や黒色のペンキが塗られていて。
窓からは黒色の生地に三日月が描かれた旗が吊るされている。
倉庫の周りにはすごい数のバイクがあるし…。
これで普通の倉庫って言われたら驚くよ?!
「…星南にはずっと黙っていたことだから、信じろと言っても信じてもらえないだろうな」
「私に黙っていたこと?」
お兄ちゃんは一体私に何を隠していたの?