貴方との奇跡

19歳〜初めての夏Ⅲ〜

夜の海は昼間と違い波音が透き通って聞こえた。


レジャーシートを引き星を見た。


心が落ち着いて行くのが解った。


そして、川野先輩の隣にいる居心地良さを改めて感じた。

川野先輩の事を考えた。

川野先輩といるとドキドキする事もあるけど、こうやって2人で、無言でいると落ち着く。

何だかんだで私、川野先輩の事好きなんだよね。


「茜。」



「………はい。」

そして、川野先輩は私の顔を見つめて来てた。
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