上司な同期は激甘サンタ
「さすが江藤。やっぱり気付くの早かったな。」

なんだか嬉しそうに褒める木崎君にため息を吐く。

「別に私じゃなくても、誰でもすぐに気付きますよ。課長だって山口さん以外にはそんなやり方させてないですし。」


眉をしかめた木崎君を見ると、わかりやすく不機嫌な顔でペットボトルの紅茶を渡してくれた。

なんで私がこれって知ってるんだろう‥‥。


「仕事中でもないのに、課長って呼ぶなよ。後、敬語も使うな。」

「休憩中でも勤務時間内です。それに上司に敬語って、当然でしょ?同じ島の名賀さんだって年下の木崎課長にちゃんと敬語ですし。」


言い聞かせる様に話すと、「なんか距離感じるんだよ」とふて腐れたように呟く。

私だって距離を感じて寂しい。でもさ、ただの同期なら、こんなのよくあることだ。実際、飲み会の席でフランクに話す上司と先輩を見て、同期なんだ!と驚いた事もある。
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