私の言葉に被せながら、沙羅が早口で聞いてきた。


沙羅の言葉で今更ながら物凄く大事な事実を思い出したんだけど…


「…え…うん。だ、大丈夫…ちゃんと帰ったよ(涼君の家だけど…)」


『なんか焦ってない?超怪しいんだけど〜?』


やっぱり突っ込まれた…。


ちゃんと説明したいけど今は外だし時間もない。


何より私自身、まだ頭の中で整理しきれていなくて……


「…ごめん沙羅!今急いでるからゆっくり話せないんだけど…近いうちに会えないかな?その時、ゆっくり話すから」


『うーん分かった。
私も聞いて欲しい事あるし、お楽しみは後に取っとくよ。
じゃあまた連絡するから」


沙羅との通話が終わり、先ほど発覚した重大事実に悩む。


もともと、昨日の飲み会は私のために沙羅が計画してくれた所謂合コンで、メンバーは沙羅の会社関係の人たちで涼くんもその内の一人だった。