僕と君の恋愛はチョコレート味

第1節

奈帆の幸せはミルクココアチョコレート味?

キッチンの奥から、二人の会話とお菓子作くりをしているため、甘い香りが部屋中に漂っている。それは二人の恋愛のイメージとマッチングしているようだ。
奈帆は、お菓子づくりの手を止めて香織に心境を話始めた、《私ね彼氏ができる前は、趣味でお菓子作って友だちと分けたりして自己満足で終わってたかも、誰かのためにとかその人の笑顔が見たいって想いが薄かったかもしれないの、でも今は、聡がいるから、いつもより、美味しくなるように頑張って作ってるんだ、だから今私すごい幸せだよ》。と笑顔で話した。
香織は、奈帆に彼氏が出来たって聞いた時は自分のこと見たいに嬉しかったよ。あんたが幸せなら、私も負けないよう頑張って彼氏作って幸せになるんだ、幼少期の時に隣近所に引っ越して来たあの日から、姉妹見たいに仲良くなったよね。
はぁ彼氏欲しいなぁ、そう言って奈帆のおやつ作りを手伝っている。
二人は、これからもずっと一緒に幸せにいられるように願って、再びお菓子作くりを再開した。
出来上がったお菓子をラッピングして大切にしまった。
奈帆は、えへへ彼氏かぁ、きゃあきゃあ❗もう私馬鹿だよ❤幸せ馬鹿だよ❤もうふにゃふにゃ止まんない、ミルクココアチョコレート味のような甘い空間が奈帆の脳内を浸食していった。
もう幸せ過ぎてウフフおかしくなるよ、奈帆が幸せオーラに包まれていると、香織は、恋愛は、人を変えるわね、奈帆がおかしいのは、幼少から変わらないけど、更におかしくなったわね。
こうして、奈帆の日常は、甘い時間とともに流れていく。

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