そこまで話した所で3人で麻里花を見ると。

「皆も食べなよ?美味しいよ、これ!」

とサラリと食事を勧めてくる。

「そうね、食べよう!」

「だな!」


「そうねぇ、あと1時間もするとお電話掛かってきちゃうしねぇ」
梨乃ちゃんの言葉にハッとして


「そうだった!梨乃ちゃんありがとう、メールしとく!1時間ちょっとで解散なのよね?」


「そーよ。じゃないと強制帰還でしょう?」


うぅ、そうなのよね。
心配性の彩人君が、お迎えに来てしまうのだ。

小学生の時に誘拐未遂があってから彩人君とお兄ちゃんが大体お迎えにやってくるのが日常なので。
2人がダメならお母さんが来るし。

そろそろ大人だし大丈夫だと思うのに、家族も彩人君も絶対独り歩きしちゃダメって言うんだよね。


はぁ、もう社会人になったのになぁ。

とりあえずメールしとこう。

――――――
To:彩人君

今日は会社近くの飲み屋さんで同期3人と飲んでます。
あと1時間くらいで終わるよ!

From 麻里花

――――――

すると直ぐに返信が来る

――――――
To:麻里花

了解!
終わる頃に迎えに行くから迎えに行くまで同期と必ず一緒に居るように。

From 彩人

――――――

「返事来た?」


「うん、終わる頃迎えに来てくれるって」

そうニコッと返すと

「そう、じゃあ私達初めての会えるのね!」

そう紗希ちゃんと白石君が言う。

初めてじゃないから驚くかもと思いつつ見ればわかるから梨乃ちゃんと黙ってる事にした。

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