世界が救われるとき
1章 始まり
プロローグ

血の匂いがした。
全身がひどく痛んだ。
周囲は静まり返っていた。
私の荒い息遣いだけが聞こえた。
分からなかった。
分かりたくなかった。
忘れたかった。
許して欲しかった。
守りたかった。
守れなかった。
暖かかった。
大好きだった。
怒りを覚えた。
居場所を奪ったアイツらを恨んだ。
そして私は復讐を誓った。
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