美少女は男の娘?!
プロローグ

風がつよい。



桜が綺麗だからお花見でもしてこよう。


そんな軽い考えがまずかった。


周りにはお花見をしている人なんているわけがなく、

一人寂しく全身が花びらまみれになる。


近所の河原に着いた途端すぐこれだ。


家を出たときは風なんて全然拭いてなかったのに。




「......くしゅんっ!!」


そういえば....

去年、花粉症デビューしたのをすっかり忘れていた。


「へっぐしゅっ!!.......う...ぁ...」


やばい鼻でた。






< 1 / 8 >

この作品をシェア

pagetop