moon~満ちる日舞う少女~【上】

正体

















あっという間に放課後となっていて私は急いで駅に向かう。




そして2時間ほど行った駅で降りる。で、そこからタクシーで10分と徒歩5分。





ーガラッー




「「「「「「ちわーーーす!!!」」」」」」





美「あははっ!おっす!」




私はこの建物(?)の2階にあがる。

そしてある部屋へ。




ーガチャー




美「おーーーーす!」




譲「み、美月?!」



真田「…ども」



美「3日ぶり!譲、真田」



譲「お袋さんの家みつかったのか!?それなら電話くらいしろよ!!アホ美月っ!」


このうるさい単細胞が篠宮譲。




真田「お疲れ様でした」



この私を敬ってしゃべるクールなやつが東山真田。



2人は夜舞という族の幹部。で、今いるのがその倉庫。…私がなぜここにいるのか。それは…




ーコンコン!!ー



美「はいれ」



下1「失礼します!」


(下1=下っ端の1人)




美「どうした?」




下1「境南東の公園で喧嘩が!!」




譲「あそこはうちの敷地だっ。…ッチ!!行くぞ!」



真田「うるせぇ譲。……総長」




下1「総長!!」






私、大鳥美月…いや、夏目美月は夜舞の総長なのです!








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