「今日の藤代さん、カンファレンスに全く集中できていなかったですね。」

カンファレンスが終わって、リハビリスタッフと廊下で話をしていたら後ろから遅れてきた看護主任に話しかけられる。ナースステーションに向かって2人で横並びに歩きながら顔をしかめる看護主任の言葉に思わず足が止まる。


「最近、仕事に集中できないこともあるみたいですよ。もう、大和田先生のせいですからね!!」

いたずらに笑った看護主任の言葉に、全てを見透かされている気さえする。


「なーんて。まぁ、早く決着つけてもらわないと、うちのスタッフも噂してますからね。お二人のこと。別れたんじゃないかって」

別れたって。まだ付き合っても、気持ちを伝えたわけでもないのに。

主任の言葉に唖然としながらも、主任の言葉に愛想笑いを返しながらステーションまでの廊下を歩く。