哀しみの最果て
宮部の中に先ほどまでこの件から引くという考えが脳裏をよぎったが、あくまで仮定の話であって未だどこにも真実はない。



出来る限りの事をしてからでも遅くはないだろうという結論に至ったようだ。



もう既にYシャツにまで汗が滲んできている中、やっとの思い出車に辿り着き館林駅へとアクセルを吹かした。
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