「だいちゃん、だいちゃん。」
ピンクのワンピースを身をまとい、ニコニコと笑っている自分がいた。

「塔子、こっちにこい!」
笑顔の大輔に駆け寄る。
「だいちゃん、大好き!あたしだいちゃんのお嫁さんになるから。」

「塔子が素敵な大人になれたらな。」

そこで塔子は目を覚ました。

(- あのまま眠ってしまったのか…。)

ソファから起き上がると時計を見た。

深夜の2時を回っていた。

(- 変な夢を見た…。理由ははっきりしているけど。)
塔子は大きく息を吐いた。

(- 今の夢はあたしが8歳ぐらいか…。あんな無邪気に毎日引っ付いてたな…。)