必然的な運命
15.私の気持ち

「___っみ、麻美、大丈夫?」

「……うん。大丈夫」

「どう見ても大丈夫には見えないわよ? とりあえず今日の夜は空けておいて? 絶対よ? 何がなんでも連れてくからね?」

私の態度に見兼ねて紗也がご飯に誘ってくれた。

あの日からもう1週間。

千秋が部屋出て行ったのを最後に一度も会ってない。

何があっても夜ご飯だけは食べに帰宅していたのに。

2人で食べることが当たり前になってしまっていたから1人で食べるご飯は美味しくない。
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