[実話]16歳〜私の生きた道〜
翌朝、姉が飛び降りたと連絡が来て、急いで病院へ向かった。
傷があまりにひどく、見たとたんに私は気を失った。
ショックで入れ替わったのか、記憶がないのか、分からない。
確かに姉は死んだのだと認めるには、時間がかかり過ぎた…。
私が私に戻った時、小さな紙とともに小さなペンダントトップが置いてあった。
中には何かが入るようになっていた。
恐る恐る開けると、そこには小さな骨のカケラがあった。

あぁ…本当に死んだんだ
あの時、死にたいとメールが着たときに会いに行っていたら…
会いに行っていたら…
会いに行っていたら
貴女は、死ななかった?
< 114 / 150 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop