「強がってんだよ…気づけバカっ。」
タイトル未編集

「あんたなんて生まなきゃよかった。」

うん。

「あんたが私の人生
めちゃくちゃにしたのよ。」

うん。

「っ、なに!。その目っ!!!」




あっ、、まただ。





〜 優side 〜

ピピピッ///

朝を知らせる目覚ましに手をかける

毎朝、願ってもいない朝が必ずやってきて、何気ない1日が始まる。

「 準備しないと 」



私、綾瀬 優 (あやせ ゆう)は今年から南高校の2年生になる。


朝のホームルームは8時30分から

そろそろ、着替えよっ、


「あっ、、。」

パジャマを脱ぐと露わになるアザ
内出血してる


こんなの、いつもの事。


そう思いながら、昨日できたばかりのそれから目を逸らす。


着替え終わって、恐る恐る、
鏡を覗いてみた。



… よかった …


制服にひとつ残らず隠れている
それに安堵する


もうそろそろごはん食べないと

重い足取りで階段を降りる


「あらっ!優、 おはよっ! 」

「あっ、うん。 おはよ、、」

「今日はね、優が好きなものばっかよ!!
ほらっ!!食べてみて食べてみて!!」

「あっ、うん!」

「どう?」

「おいしい」

「でしょ?、よかった!」


お母さんは優しい。
いつも、いつも。

でもきっと

今日の夜にはまた…







壊れちゃうんだっ、、。
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