こんな私に優しくしてくれてありがとう…❷
不慮の事故
健斗side
柚の件が落ち着いて数日経ったある日の午後。俺は今カンファレンス真っ最中。
(‥プル、)
え、電話?今カンファしてるんだけど(笑)
先「‥電話なってるよ?」
健「あ、すみません…。ちょっと失礼します。」
先輩や他の先生に一言謝ってから電話に出る。
健「はい柳井です。」
?「あ、小児科ナースの中村ですけど。」
は?小児科??
健「あ、はい。‥‥えっと…どうしたの?」
中「実は裕斗先生が階段から落ちられまして…その…意識不明で…」
健「は!?」
階段から落ちた?裕斗が?なんで?しかも意識不明って
中「それで連絡したんですけど‥‥」
健「‥あっ、ごめん。‥‥今カンファ中だから終わったらそっち向かうね?」
中「あ、はい。分かりました。カンファレンス中失礼しました。(ガチャ)」
先「柳井どうした?」
健「あのですね‥‥弟が階段から落ちて意識不明って小児科からの電話で…」
先「‥は?弟って裕斗?」
健「はい…。」
先「早く行ってやれ」
健「でもカンファが…」
先「カンファは俺が聞いといてやるから。裕斗の兄貴はお前しかいないんだから早く行ってやれ。」
健「すみません。ありがとうございます!」
先「礼はいいから早く行け」
俺は先輩に頭を下げて急いで小児科病棟へ向かった
柚の件が落ち着いて数日経ったある日の午後。俺は今カンファレンス真っ最中。
(‥プル、)
え、電話?今カンファしてるんだけど(笑)
先「‥電話なってるよ?」
健「あ、すみません…。ちょっと失礼します。」
先輩や他の先生に一言謝ってから電話に出る。
健「はい柳井です。」
?「あ、小児科ナースの中村ですけど。」
は?小児科??
健「あ、はい。‥‥えっと…どうしたの?」
中「実は裕斗先生が階段から落ちられまして…その…意識不明で…」
健「は!?」
階段から落ちた?裕斗が?なんで?しかも意識不明って
中「それで連絡したんですけど‥‥」
健「‥あっ、ごめん。‥‥今カンファ中だから終わったらそっち向かうね?」
中「あ、はい。分かりました。カンファレンス中失礼しました。(ガチャ)」
先「柳井どうした?」
健「あのですね‥‥弟が階段から落ちて意識不明って小児科からの電話で…」
先「‥は?弟って裕斗?」
健「はい…。」
先「早く行ってやれ」
健「でもカンファが…」
先「カンファは俺が聞いといてやるから。裕斗の兄貴はお前しかいないんだから早く行ってやれ。」
健「すみません。ありがとうございます!」
先「礼はいいから早く行け」
俺は先輩に頭を下げて急いで小児科病棟へ向かった