出会いは突然、電車にて。
第8章*文化祭当日
そんなことを言いながらも文化祭当日はやってきた訳で。


「1年2組、メイドカフェやってまーす!
よかったら来てくださいー!」


声を張り上げてあちらこちらから宣伝の声がかかっている。


私たちも負けないように看板を高くあげ、声を張り上げる。


こんなに人、来るんだ。


思ってたよりも人が、混んでて多くて動きにくい。




あと、30分で交代になる、という時。


「君、可愛いね。」


腕をひかれ、声をかけられる。

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