恋ってどうして・・・
そんな彼はそのふわふわの髪を揺らしながら楽しそうに仲間達とサッカーをしている。

まだアップ中なのかパス練習中だ。



彼の練習風景を眺めるのが私の日課。

見つめているだけでいっぱいいっぱいの私に

「たまには声をかけたりしたらいいのに」

側に来て一緒に窓からグラウンドを見ながら彼女が言う。


「無理だよ、だって彼の周りには可愛い子達ばっかり居るもの。」


彼は人気者で休み時間には沢山の友人達と楽しそうに話している姿を見る。

< 3 / 17 >

この作品をシェア

pagetop