記憶を失くした総長

玲哉さんの娘であること。

麗華が世界No.1の族【華蝶】の総長だということ。


暴走族の間で有名な【裏切りの雷姫】だったということ。

いきなりのことで頭が一杯だった。

玲「あの時、航君が助けてなければ…。
感謝しているよ。麗華を…救ってほしい。」

頭を深く下げた玲哉さんはいつも見ていた組長の姿ではなく、紛れもない1人の父親の姿であった。

そして、俺に断る理由は無かった。

全国No.1の族として…じゃない。
__麗華のため。

航「___俺が必ず、麗華を救います。」


航sideend
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